会社設立の方法と手続きはどのような流れになりますか?
質問
大学卒業後、大手広告代理店に10年以上勤めておりました。このままこの会社で骨を埋めようか、それとも思い切って起業しようか悩んでいます。
もし起業するとしたら、どのような事から始めればよいでしょうか?会社設立の流れを教えてください。
答え
実は、私の友人もあなたと同じく大手広告代理店勤務から、独立を遂げ、今では広告業とイベント業を営む会社の社長さんとして毎日生き生きと働いています。
独立のきっかけは、1つのキャッチコピーがきっかけだったそうです。実はそのキャッチコピーは、依頼主さんからも認められ、世間的評価も高く、会社は莫大な利益を得たと言う。しかし、自分の手元に入った利益は、寸志程度。このことが本人にはバカらしく思え、独立起業の運びになったそうです。
ただ、彼が独立した当時は、従来の「会社法」の枠に縛られ、会社設立もそう簡単ではなかったと思います。しかし、その枠も「新会社法」が施行された今、かなり優遇され、数年前と比べると会社を設立ハードルも低くなったのは確かです。
起業するしないに関わらず、会社設立についての予備知識を知って損することはありません。是非この機会に勉強してみて下さい。
会社設立の手続きフローチャート
会社手続きの手順をフォローチャートで記載しておくと、何をしたら良いのか一目瞭然です。この手順に従い手続きをすれば、あなたも「社長さん」です。
1.基本事項の検討 (会社の商号・本店所在地・目的を決定する。)
2.会社の印鑑作成及び印鑑証明書取得 (代表印・銀行印・角印の最低3種類を揃える。)
3.定款の作成 (会社経営に関する基本事項を定めた規約の作成。)
4.定款の認証 (公証人役場で認証を受けることで、はじめて法的な効力を持つことになります。)
5.金融機関への出資金の払い込み (会社を設立する発起人の口座へ振り込み、払込証明書・預金通帳のコピー・資本の額を証明する書面を用意する。)
6.会社登記に必要な書類・申請書の作成
7.法務局への登記
8.登記後、諸官庁への各種届出 (税務署・社会保険事務所・労働基準監督署・ハローワーク。)
ザッとこれだけのことが会社設立には必要なのです。これらの各種届出が完了したら、あなたは晴れて「社長さん」になるわけです。
独立・起業は慎重に
会社設立には、「新会社法」の施行が、追い風となった時代に突入しましたが、我先にと何の予備知識も無く会社を作ろうとするのは、いささか勇み足かとも思われます。現在在籍している会社で自分の力を発揮できているとお感じになるのであれば、会社の為に貢献することも1つの選択肢です。
もし、そうでなく『自分の会社で!』と野望を抱くのであれば、会社設立について、様々なデーター確保する必要はあると思われます。この機会に是非トライしてみてください。おのずとあなたの未来が見えてくることでしょう。



